3月になり、お店には徐々に春の魚が入ってくるように。
そんな中でも最近よく獲れるのがヒラメ。
一般的には40~60cm程度のサイズですが、たまに60cmを超える特大サイズが入ります。
そんなヒラメをひっくり返して裏側を見てみると、そのお腹は真っ白。
実はここにヒラメの秘密が隠されているということで、
ヒラメのお腹の白さの理由について調べてみました!
お腹が真っ白=天然のヒラメ
この真っ白なお腹。
実は 天然ヒラメの証 なんです。
こちらの養殖の写真をご覧いただくとわかるように、 養殖のものはお腹に斑点 が。
引用:魚食普及センター
ではなぜ違いが出るのか…
養殖ヒラメの斑点=日光やストレスが原因
養殖ヒラメの裏側が黒っぽくなる理由の一つは、日光やストレス です。
天然のヒラメは海底の砂の中に身を潜めることが多く、裏側が光に当たることはほとんどありません。
しかし、養殖の場合は水槽やいけすの中で飼育されるため、底面の色や光の影響を受けやすくなります。
その結果、裏側のメラニン色素が増え、黒ずんでしまうのです。
また、養殖環境ではヒラメ同士が密集しているため、体がこすれたり傷ついたりすることが影響する場合もあるそうです。
天然ヒラメは身の締りがよく、程よい脂のり!
天然ヒラメは、広い海を泳ぎながら成長するため、身がしっかりと締まり、適度な弾力がある のが特徴です。
特に、寒い海域で育ったヒラメは筋肉が発達し、噛むほどに旨味が広がる歯ごたえの良い食感になります。
養殖ヒラメは脂が多く濃厚な味わいなのに対し、天然ヒラメは脂のノリが程よく、さっぱりとした上品な味 に。
旬の天然ヒラメ、ご賞味あれ!
今が旬の天然ヒラメ。天然だからこその美味しさが!
お店にきたときは、ヒラメで旬を感じてみてください♪