海彦では、期間限定で10種類ほどのお酒を用意しています。
こちらは現在お出ししている「農口尚彦 純米酒」。
石川県小松市にある「農口尚彦研究所」は、“現代の名工”にも選ばれた伝説の杜氏・農口尚彦氏の名を冠する酒蔵です。
その代表作のひとつが「農口尚彦 純米酒」。
実は2023~2024年度ANA国際線のファーストクラスやプレミアムクラス、ビジネスクラスで採用された実績を持ち、世界中の料理人やお酒好きに支持されています。
この純米酒は、華美ではなく、飲むほどに深まる“味の奥行き”と“品格”が魅力の一本です。
実際に飲んでみた!農口尚彦 純米酒の味の特徴
香りはとても穏やかで控えめですが、米本来の香ばしさとわずかな甘さが感じられます。
飲んでみると、
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柔らかく、じんわり広がる米の旨味
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口当たりはまろやか!
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余韻は長く、ゆったりと消えていく
全体として派手さはないものの、飲むごとに表情を変えるような、静かな力強さと上品さが共存した印象です。
飲み口まとめ
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甘み:ほんのり、自然な米の甘さ
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酸味:控えめで柔らかい
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キレ:緩やかにフェードアウトする余韻
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香り:穏やかで落ち着いた米の香り
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印象:静かな奥行きと、長く続く旨味
海鮮料理とのおすすめペアリング
農口尚彦 純米酒は、しっかりとした旨味を持ちながらも、料理を邪魔しないバランス感が魅力。
なかでも「しっかりとした旨味を持った料理」と好相性です!
● ブリのカマ焼き
香ばしく脂の乗ったブリカマと、農口の深い旨味が寄り添う調和の取れたペアリングです!
● 白イカチャンジャ
ピリ辛のチャンジャと白イカの甘みを、酒のまろやかさが受け止め、刺激をやさしく包むペアリングです!
● スルメイカの一夜干し
凝縮された旨味と塩気に、農口の落ち着いた味わいがぴたりとはまり、後引く余韻が楽しめます。
まとめ
農口尚彦 純米酒は、「深くて、やさしい」そんな言葉がぴったりの一本です。
華やかさよりも、丁寧に仕込まれた酒の滋味をじっくり味わいたい方におすすめ。
とくに、
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ブリのカマ焼き
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白イカチャンジャ
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スルメイカの一夜干し
といった、旨味のしっかりした料理と合わせると、酒と肴の両方の美味しさが引き立ちます。
「静かな余韻を楽しみながら、料理を楽しみたい」
そんな日にぜひ選んでいただきたい純米酒です!