寒さが本格的になってきたこの季節。
実は魚の白子が美味しくなる時期なんです。
先日お店にやってきたスズキの白子を使って、冬に美味しい濃厚なお酒のお供が登場します!

その名もスズキの白子天。
ふわっととろける白子の食感とやさしい甘みが広がる、この季節オススメの一品です!
スズキとは?出世魚としても知られる魚
スズキは成長とともに呼び名が変わる“出世魚”で、小型の頃は「セイゴ」、中型は「フッコ」、大型になると「スズキ」と呼ばれます。

スズキのイメージ写真※今回のスズキではありません。
夏が旬のイメージが強いスズキですが、冬は産卵期に向けて白子や真子が入るためこの季節ならではの美味しさです。
白身のスズキは淡白で上品な味わいですが、その白子はまた別の魅力があり、やさしい甘みと食べやすさで人気の高い食材です!
スズキの白子はクセがなく、火を入れるととろふわな食感
新鮮で状態の良い白子は火入れしたときの“とろふわ感”が格別です。
熱を通すことで甘みが増し、香ばしい衣が白子の優しい味わいを包み込み、思わずもう一口食べたくなる美味しさに!
ふんわり衣の中から、とろける上品な甘さ─「スズキの白子天」
そんなスズキの白子を、天ぷらにしたスズキの白子天は、一口かじると外はサクッ、中はとろり。

衣で旨みを閉じ込めているので、白子のふわとろ感がより引き立ちます。
クセが少なく、ほんのりミルキーな甘みが口の中に広がり、優しい余韻が残る一品です。
添えてある塩を軽く付けて召し上がっていただくと、上品な甘みがさらに際立ちます!!
先日出した「カガミダイの肝の串焼き」と比較すると…
先日ご提供したカガミダイは「肝(=肝臓)」を串焼きにして楽しんでいただきました。

カガミダイの肝の串焼き
あの肝は濃厚でコクが強く、ねっとりとした旨みが特徴の「濃厚系」。
一方、今回のスズキは「白子(=精巣)」。
味の方向性はまったく逆で、スズキの白子は軽やかでふわっと柔らかく、甘みの余韻がすっと消える「あっさり系」。
肝は香ばしく炙ることで濃厚さが引き立ち、白子は天ぷらにすることで軽やかさが際立つ――
それぞれの部位の個性に合わせた調理法で仕上げています!
お酒との相性も抜群です!
軽やかな甘みと香ばしい衣をまとったスズキの白子天は、日本酒や焼酎との相性も抜群。
冷酒ならすっきり、熱燗なら白子の甘みがぐっと引き立ちます。
ビールともよく合うので、最初の一品にもおすすめです!
数量限定のスズキの白子天、ぜひお試しください!
スズキの白子は冬ならではの貴重な部位。
クリーミーな白子は、火を入れることでふんわりとろっとした食感に。
海彦では数量限定で天ぷらにしてお出しします♪
お店で見かけた際はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか!
皆さまのご来店を心よりお待ちしております!!