海彦では、期間限定の10種類ほどのお酒を用意しています。
こちらは現在お出ししている「加茂福 純米吟醸無濾過生原酒」。

加茂福酒造(島根県邑南町)は、地域に根ざした酒蔵で、少量仕込みの丁寧な酒造りを続けています。
そんな酒造の名前がそのまま付けられた看板銘柄「加茂福」は、すっきり飲みやすい食中酒向けの一本です。

「加茂福 純米吟醸 無濾過生原酒」は、五百万石を60%まで磨き、島根大学酵母(HA11)で仕込んだ特別仕様。
無濾過生原酒ならではのフレッシュさと、五百万石らしいシャープな旨味を併せ持っています!
じつは「加茂福 純米吟醸 無濾過生原酒」は、以前紹介した人気銘柄「裏死神」の後継酒的存在。
というのも、どちらも同じ
「加茂福酒造が仕込み、使用酵母は島根大学酵母 HA11、原料米は五百万石、精米歩合60%」
と、造りのスペックがほぼ共通。
一説には名前の縁起が悪いから「裏死神」→「加茂福」にした、とも。
公式情報として明記されている訳ではないですが、味わいが似ているのも確か。
海彦では、「裏死神」の代わりにこちらを取り扱い始めました!
実際に飲んでみた!加茂福 純米吟醸無濾過生原酒の味の特徴
グラスに注ぐと穏やかな香りが立ち上がり、お米っぽさを感じるやさしい香りが漂います。
口に含むと…
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五百万石らしいクリアな旨味
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無濾過生原酒ならではのフレッシュ感
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後味をキュッと締める軽快なキレ
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やさしい甘み
がバランスよく広がり、食事の邪魔をしないそっと寄り添う旨味をしっかり感じられます。
飲み口まとめ
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甘み: 控えめで自然、米の優しい甘さ
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旨味: 五百万石らしくクリアで軽快
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酸味: 穏やか、後味をまとめる程度
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香り: やさしい吟醸香、華やかすぎない
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キレ: 無濾過生原酒とは思えない爽快感
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印象: 食中に最適な軽やかな純米吟醸
海鮮料理とのおすすめペアリング
この「加茂福 純米吟醸無濾過生原酒」は、「素材の味を活かす」タイプの海鮮料理と特に相性が良い一本です。
特に次のような料理と好相性です
- 白身魚・白バイ貝のお造り
白身やバイ貝の繊細な旨味を邪魔せず、加茂福のスッキリした味わいが後味を軽く整えてくれるペアリングです!
- 天ぷら系
サクッとした衣と、火を加えることで甘みが増した具材の組み合わせに、加茂福のキレが合います!
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焼き魚(塩焼き)
香ばしさとほどよい脂を受け止めつつ、後味はすっきり。お箸とお猪口がスイスイ進む組み合わせです。
まとめ
「加茂福 純米吟醸 無濾過生原酒」は、五百万石の軽快さ×無濾過生のフレッシュ感×島根大学酵母のやさしさが調和した、万能型の食中酒。
しっかりとした旨味と飲みやすさを両立し、海鮮料理との相性は抜群です!
特に、
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白身魚の刺身
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天ぷら
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貝の刺身
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塩焼き系の焼き魚
と合わせると、酒と料理の良さが自然に引き立ちます。
こちら期間限定ですので、海彦にいらした際はぜひお試しください♪
