お店では季節によって旬の魚をお出ししていますが、
新鮮なお造りを盛り付けるうえで欠かせないのが つま。
スーパーでお刺身パックを買った際にも付いてくるつまですが、
「一体何のために付いているんだ…?」
と疑問に思ったことがあるかと思います。
ということで、
つまは何のためについているのか 調べてみました!
つま:お造りに添えられる大根やしそ、海藻
つまとは、お造りに添えられる 大根やしそ、海藻 を指します。
海彦ではここにきゅうりや人参の飾り切りも加えて、さらに華やかなお造りに。
つまの役割①:お造りを美しく見せる
つまの一番の役割は、 お造りを見た目にも美しく引き立てること です。
大根の細切りやしその葉、ワカメなどが添えられることで、色鮮やかで食欲をそそる盛り付けになります。
つまの役割②:魚の鮮度を保ち、ドリップを吸収する
お造りは時間が経つと、魚の水分(ドリップ)が出てきます。
つまはこのドリップを吸収し、 刺身がベチャッとならないようにする役割 があります。
特に大根の千切りやワカメは水分を適度に吸収し、最後までお造りを美味しく楽しめるように工夫されています。
つまの役割③:口直し&魚の臭みを抑える
つまには、 お造りを食べた後の口直しとしての効果 もあります。
例えば、大根の千切りはシャキシャキとした食感でさっぱりとした後味を残し、しその葉や紅たでは香りが強いため、魚の生臭さを和らげる働きがあります。
脂の多い魚と一緒に食べることで、口の中をリフレッシュさせる効果も期待できます。
つまの役割④:殺菌作用や栄養補給の役割
しその葉やワカメなどのつまには、 抗菌作用や殺菌作用 があります。
しそには防腐効果があり、特に夏場など気温が高い時期には、刺身の品質を保つためにも役立ちます。
また、海藻類にはミネラルが豊富に含まれているため、栄養面でもプラスの効果があります。
つまはお造りの名脇役!
つまはお造りを美しく見せるだけでなく、鮮度を保ち、臭みを抑え、口直しや栄養補給 にも役立つ重要な存在なんです。
お造りというと魚に目がいってしまいがちですが、今後は つま にも目を向けてみてください♪