海彦では、季節によって異なる9種類ほどのお酒を用意しています。
こちらは現在期間限定でお出ししている「名倉山(なぐらやま)」。
「名倉山(なぐらやま)」は、福島県会津若松市にある名倉山酒造が醸す日本酒ブランドです。
「やわらかく、やさしく、まろやかに」を酒造りのテーマに掲げ、まろやかな旨味と飲みやすい口当たりを大切にしています。
名倉山酒造は、1916年(大正5年)創業。
会津の豊かな自然環境と清らかな伏流水を活かし、食中にやさしく寄り添う酒を丁寧に造り続けています。
実際に飲んでみた!名倉山 純米吟醸の味の特徴
実際に名倉山純米吟醸を飲んでみると、まず感じるのは、やさしくふわっと香る吟醸香。
メロンや白桃を思わせるような穏やかな果実香が、ほんのりと立ち上がります。
口に含むと、
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上品な甘み
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なめらかな旨味
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穏やかな酸味
がじんわりと広がり、舌にやさしく寄り添うような印象。
派手さはないけれど、しっとりと心地よい飲み口です。
他のお酒と比較すると…
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「獺祭45」よりも香りは控えめで、より食事と一体感を持たせやすい穏やかさ。
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「楽器正宗 特別別注品」と比べても、香りが柔らかく、料理の味わいを引き立てる。
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「洌 純米」のようなシャープなドライ感とは真逆の、包み込むような旨味系の味わい。
飲み口まとめ
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甘み:控えめで上品
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酸味:やわらかく穏やか
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旨味:なめらかに広がる
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後味:スムーズで軽やか
海鮮料理とのおすすめペアリング
名倉山純米吟醸のまろやかな旨味とやさしい甘みは、繊細な味わいを持つ海鮮料理と特に相性抜群です。
おすすめのペアリングはこちら。
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白バイ貝の刺身
→ コリコリとした食感と、噛みしめるたびに広がる上品な甘みに、名倉山のまろやかさがやさしく寄り添います。
繊細な旨味を引き立て、爽やかにまとめてくれる組み合わせです。
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あなごの白焼き
→ ふんわりとしたあなごの旨味と上品な脂に、名倉山の柔らかな旨味が自然に溶け合います。
塩だけで仕上げた白焼きの繊細な味わいに、名倉山がぴったりマッチ。
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ヒラメの昆布締め
→ 昆布締めで旨味を引き出したヒラメの淡い甘みに、名倉山のやさしい甘みが絶妙に重なります。
素材を引き立てながら、旨味の余韻を豊かにしてくれるペアリングです。
これらの料理と合わせれば、やわらかさと旨味が調和した、上質な食中酒体験に!
まとめ
名倉山 純米吟醸は、やさしく包み込むような甘みと旨味が特徴の純米吟醸酒。
華やかさよりも、しっとりと寄り添う食中酒を求める人にぴったりの一本です。
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白バイ貝の刺身
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あなごの白焼き
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ヒラメの昆布締め
といった、繊細な海鮮料理と合わせれば、名倉山の魅力を最大限に引き出すペアリングが完成します。
静かに、しかし確かに心を満たしてくれる名倉山純米吟醸で、海鮮料理との豊かな時間をぜひ味わってみてください。