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夏枯れとは?海の魚が少ない原因に迫る!

7月~8月の暑い時期になると、釣りや漁をしても魚がなかなか釣れない・獲れないことがあります。

この現象は漁師や釣り人の間で「夏枯れ」と呼ばれており、海彦でも十分な種類や量の魚が確保できない日が続くことも。

では夏枯れの原因とは一体何なのでしょうか。

見ていきましょう!


夏枯れが起こる理由①:海水温の上昇と酸素不足

夏枯れの主な原因は、海水温の上昇と酸素不足です。

気温が高くなる夏は、海水温も上昇します。

夏の漁の様子

現在日本周辺海域では、海水温の上昇によって、暖水性魚種(ブリ、サワラ等)の増加や、冷水性魚種(サンマ、スルメイカ等)の減少など、各地域の漁獲量や構成魚種が変化し、漁業、加工業や流通業に影響が出ている地域もある。
出典:「気候変動適応情報プラットフォームポータルサイト

ここに書かれているように、魚は種類によって生息に適した海水温度が異なります。

魚たちは暑さや酸素不足を避けるため、より深い水深や潮通しの良い場所へ移動します。

つまり、海水温度が変化すると魚の分布も変わります

その結果、表層や浅瀬では魚が少なくなり、漁獲量が減少するのです。


夏枯れが起こる理由②:産卵や成長のため

さらに、夏は魚の産卵や成長の時期でもあります。

この時期の魚は活動範囲を広げるため、普段見かける場所での魚の数も減ります。


「夏枯れ=魚が少ない時期」は自然のサイクルによるもの

これらの理由から、夏枯れは魚の生態や温度によって起きている自然現象ということがおわかりいただけたかと思います。

しかし近年では地球温暖化による海水温度の上昇も問題となっており、これも魚の生息地が変わり漁獲量に影響が出る一因となっています。


夏枯れでも魚を切らさない工夫!

そんな夏枯れの時期でもお客様に楽しんでいただけるよう、海彦では魚がたくさんお店に入ったときに煮付けなどにして火入れをしたり、下処理をしてから冷凍保存したりと、工夫しながら品数を保っています。

白バイ貝の煮付け、登場!

白バイ貝の煮付け

鮮度が重要な刺身の保存方法には、適切な方法で寝かせることで魚の水分を適度に出し、獲れたてとはまた異なるもっちりとした食感と旨味を引き出す「熟成」という方法も。(昆布締めなどがこれに該当)

旬のヒラメが入りました!

ヒラメの昆布締め

 


夏枯れにも負けずに営業中です!

 なかなか魚の種類・量が揃わない日が続くこの暑い時期ですが、海彦ではこの夏枯れに負けないよう工夫して営業しております!

 

とはいえどうしても魚が揃わずに、ランチの時間を臨時休業させてただくこともございますので、ご来店の際にはインスタグラムの最新の情報をご確認いただければと思います…。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

  • この記事を書いた人

海彦スタッフ

東京から島根にやってきた大学生。ビールと日本酒をこよなく愛す。魚の知識を身に着けながら、日々の自炊に奮闘中。

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