海彦では、期間限定で8種類ほどのお酒を用意しています。
こちらは現在熱燗でお出ししている「王祿 本醸造」。

島根県松江市・東出雲に蔵を構える王祿酒造が手がける「王祿(おうろく)」という名には、「常に王者の風格を持つ酒でありたい」という願いが込められています。
その精神を受け継ぐ「王祿 本醸造」は、精米歩合70%で米の旨味をしっかりと残した設計。

華やかさよりも、穏やかなコクとキレの良さを重視しています。
熱燗にすることで旨味がしっかりと感じられるようになり、やさしい甘みと丸みを帯びた酸味が心地よく広がり、体の芯から温まるような味わいを楽しめます。
実際に飲んでみた!熱燗 王祿 本醸造の味の特徴
口に含んでみると、
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ふくよかな米の甘みと旨味
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やわらかく丸みを帯びた酸味
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穏やかに消えていく心地よいキレ
が感じられて、体の芯まで染み渡るような味わい。
「素朴なのに奥深い」そんな表現がぴったりの、王祿らしい落ち着きと温もりを感じるお酒です。
飲み口まとめ
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甘み:ふんわりと広がる米の自然な甘み
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酸味:やわらかく、燗にするとまろやかに変化
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キレ:後味がすっと消える、心地よい余韻
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香り:温度とともにふくらむ穏やかな香り
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印象:やさしい旨味と温もりが調和した、燗酒向けの一本!
海鮮料理とのおすすめペアリング
「王祿 本醸造」は、熱燗で出すことで旨味を倍増させるタイプ。
温かい料理と合わせると、お互いの味がやわらかく調和します!
特にオススメなのはこちら!
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あなごの蒲焼き
たれの甘辛さと穴子の脂を、酒のやわらかな旨味が包み、あと味を心地よく整えます。 -
白バイ貝の煮付け
しっとりした貝の旨味に、燗酒の温もりが寄り添い、奥行きのある余韻を生みます。 -
サゴシの塩焼き
香ばしく焼けた皮の風味とほどよい脂を、王祿のまろやかな旨味とキレが心地よく引き締めます。
まとめ
「王祿 本醸造」は、派手さはないものの、温めることで食中酒としての魅力を最大限発揮するお酒。
熱燗にすることでまろやかさが際立ち、魚介の煮付けや揚げ物をより一層美味しくしてくれます。
寒い夜に、湯気の向こうで立ちのぼる香りを楽しみながら、ゆっくり味わっていただきたい一杯です。
こちらも期間限定ですので、海彦にいらした際はぜひお試しください♪