今年は暑すぎる!!
こんなに暑いと気になるのは、この猛暑が周りの生態系にどんな影響を与えているかということ。
特に、海の中の魚たちにとっては、この暑さがどんな影響を与えているのでしょうか?
初夏の海
実は、2013年の猛暑も海の生態系に大きな影響を与えていたんです。
そこで、今年の猛暑と比較して、魚たちの生態にどんな変化があったのかを振り返ってみたいと思います。
2013年の猛暑が海の中に与えた影響
2013年、特に東日本の太平洋沿岸では、海水温が平年よりもかなり高くなり、魚たちに大きな影響が。
具体的には、こんなことが起こっていました。【引用元:FRA News第37号】
海水温が上がって酸素不足に
高い水温により、海水中の酸素が減少しました。
酸素が足りないと、魚たちは上手く成長したり、繁殖したりできなくなります。
このため、魚たちの生態に影響が出て、繁殖率が低くなったり、成長が遅れたりすることがありました。
魚たちが移動する
水温が高くなると、アジやイワシ、サバといった回遊魚は、冷たい水を求めて通常の生息域を離れてしまうことがあります。
回遊魚のアジ
この影響で、漁業活動にも変化が生じ、漁獲量が減少したり、漁業の安定性が損なわれたりしました。
産卵の時期が変わる
高水温の影響で、魚たちの産卵時期や産卵場所にも変化が現れました。
これによって、繁殖が上手くいかず個体数が減ってしまうこともあるんです。
今年の猛暑と2013年の比較
年度 | 特徴 |
---|---|
2013年 | 異常高温が観測され、特に7月から8月にかけて猛暑日が多発。海水温の上昇が漁業や生態系に影響。 |
2025年(予測) | 今年も例年より高い気温が予想され、特に7月から8月にかけて猛暑日が連続する可能性。海水温の上昇が続き、漁業や生態系への影響が懸念される。 |
2025年も、例年より高い気温が予想されており、異常気象の頻発も懸念されています。
海水温の上昇が続くことで、漁業や生態系への影響がさらに深刻化する恐れがあります。
今年の夏はもっと暑い!
2013年は猛暑によって海の生態系に大きな影響が出た年でした。
海水温の上昇によって魚たちはうまく成長できなくなったり、繁殖できなくなることがあります。
また、魚たちは冷たい水を求めて移動するため、今まで獲れていた魚が獲れなくなる・違う場所で獲れるようになるということも懸念されます。
2025年には、さらに高い気温と海水温の上昇が予測されており、漁業や生態系への影響が深刻化する恐れがあります。
こうした食生活への影響も懸念されますが、まずは熱中症にならないように、気を付けましょう!