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山陰の秋から冬の味覚!のどぐろの一夜干し!

山陰地方を代表する高級魚「のどぐろ」

その名は、口の奥が黒いことに由来します。

真っ赤な体にたっぷりと脂をため込み、別名「白身のトロ」とも呼ばれるほど。

秋から冬にかけて脂が最ものり、刺身でも焼き魚でも絶品なんですが、

今回は、丁寧に開いて「一夜干し」にしてみました!

山陰の秋から冬の味覚!のどぐろの一夜干し!

なんだか可愛く見えてくる、のどぐろ一夜干しの様子


一夜干しにすると、なぜ美味しくなる?

のどぐろを開いてかるく塩を降って、一晩かけて風にさらす――これが「一夜干し」です。

この工程で余分な水分が抜け、身の中の旨み成分がぎゅっと凝縮されます。

さらに、脂が豊富なのどぐろは水分が抜けることで旨みと甘みがより強調され、焼くと皮目がパリッと香ばしく中はふっくらジューシーな仕上がりに。

山陰の秋から冬の味覚!のどぐろの一夜干し!

 

●旨みが凝縮 … アミノ酸などの旨み成分が増加

●身がふっくら柔らかく … 焼いたときに中がしっとり仕上がる

●保存性アップ … 生の状態より日持ち

●香りが格別 … 脂がじゅわっと溶け出し、食欲が刺激される香りに!

 

こうして作られた一夜干しは、まさにのどぐろの魅力を最大限に引き出した逸品に!

 

秋からは一夜干しが特に美味しい季節

秋になると水温が下がり、のどぐろは冬に向けて脂をたっぷり蓄えます。

この時期ののどぐろを一夜干しにすることで、脂と旨みが絶妙に合わさり、他の季節では味わえない仕上がりに。

焼きたてを口に入れると、ふっくらした白身から濃厚な旨みと甘みが広がり、思わず日本酒が進む味わいです。

 


山陰を代表する高級魚、見つけたらお早めに!

のどぐろは山陰地方を代表する高級魚。

これからの季節は脂のりもどんどんと良くなってきて、ふっくらジューシーなのどぐろがお楽しみいただけます。

お店で見かけた際はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか!

皆さまのご来店を心よりお待ちしております♪

  • この記事を書いた人

海彦スタッフ

東京から島根にやってきた大学生。ビールと日本酒をこよなく愛す。魚の知識を身に着けながら、日々の自炊に奮闘中。

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