今朝、お店に7.5kg・全長約80cmの特大ヒラメが入荷しました!

市場やスーパーでよく見かけるヒラメは1〜2kg前後なので、今回のようなサイズはまさに別格!!
クーラーボックスの端から端まで占めるその姿は圧巻です。

釣り人でも滅多に出会えない大きさの今回のヒラメですが、特大ヒラメは普通のサイズのものとどのような違いがあるのか、そして気になる味の違いをご紹介します!
大きいからこそ味わえる、しっかりとした身の厚み

この80cmクラスのヒラメは、身の厚みと弾力が段違いです。
包丁を入れるとスッと通りながらもしっかりとした張りがあり、刺身で食べてもプリッとした歯ごたえ。
しかも、体全体にしっかりと脂がまわっていて、噛むほどに上品な甘みがじんわり広がります。
1〜2kgサイズのヒラメに比べて、旨みと香りの深みがあるように感じられます!
旨みを引き出す「熟成」にも向いた一尾
大きなヒラメは身が厚いため、時間をかけて寝かせると旨みがぐっと増します。

1〜2日熟成させることで、魚に含まれるタンパク質が旨味成分に変わります。
この80cmの個体は特に肉質がしっかりしており、寝かせても身崩れせず、むしろ旨味がしっかりと感じられるように。
特大ヒラメは、新鮮な状態でも、寝かせても美味しい、二度美味しい魚です!!
特大ヒラメを捌く厨房に潜入!
ということで、特大ヒラメを捌いている様子を見ていきましょう!
1.血抜き&鱗取り:やっぱりデカすぎる!
まな板に乗せてみてびっくり。収まりきりません。

表面はヌルヌルとしており、これは獲れたてすぐの状態という鮮度の良さを表す証でもあります。
そんな大きい&重い特大ヒラメをしっかりと抑えて、まずは血抜き&鱗取り。

裏面にひっくり返すと、真っ白なお腹が。

実はこの白さ、天然ものの証でもあるんです。
そんな白いお腹部分にもしっかりと鱗はついているので、両面丁寧に取っていきます!
2.いざ開いていく:弾力のある&乳白色の白身を持ったヒラメ
丁寧に血抜きと鱗取りをし、いよいよ5枚におろしていきます。

開いてみて驚いたのは、その身の白さと弾力のある身質。

肝もバッチリ取れました!
今回のヒラメの身はやや濁った乳白色とも言えるような白身です。
これは脂ノリの良さを物語っています!
3.エンガワもばっちり!
エンガワ好きな皆様、お待たせしました。

今回のヒラメからもしっかりと取れました!エンガワ!!
刺身で合盛りにして登場予定です!
4.新鮮なヒラメを実食!
「特大ヒラメ、美味しそうだな~」
と思っていたら、お刺身を試食させてもらうことに。
鮮度が良くプリプリとした身質と、脂乗りの良い甘みのある身が相まって、美味しいです!
これは熟成させても美味しくなること間違いなし。
1~2日後も楽しみです!
お店ではエンガワ付きの刺身で!
海彦では、そんな特大ヒラメを贅沢に、エンガワ付きの刺身でご用意しています。

以前お出ししたヒラメのエンガワ付き刺し
特大ヒラメならではの極厚エンガワ。
脂がのった白身は、口に入れると甘みと旨みが広がります。
コリコリとした歯ごたえと脂のコクで、辛口の日本酒が欲しくなること間違いなしです。
そして後日肝も登場予定です!
これからどんどん美味しくなるヒラメ!
寒くなってきた今の季節は、ヒラメが最も旨みを増す時期です。
水温が下がることで体内に脂がしっかりとのり、筋肉が引き締まって食感も良くなります。
この時期は産卵前でエサを多く食べるため、身に栄養が蓄えられやすく、大型個体が見られるのも特徴です。
ただし、どのヒラメもここまで大きく育つわけではなく、80cm&7.5kg級は好条件が重なって育ったレア個体です!
レアな特大ヒラメ、見つけたらお早めに!
7.5kg、80センチ超えの特大ヒラメ。
特大ならではの脂乗りやしっかりとした厚みのある身質で、新鮮な状態でも、熟成させたものもオススメです!
数量限定ですが脂乗り抜群なエンガワも一緒にお出ししますので、気になる方はぜひ早めにお試しください!!
皆さまのご来店を心よりお待ちしております♪