海彦では、期間限定で8種類ほどのお酒を用意しています。
こちらは現在お出ししている「超王祿(旧名:王祿超辛純米)」。

島根県松江市・東出雲に蔵を構える王祿酒造が手がける「超王祿」は、かつての「超辛純米」から名を改めた看板銘柄。
その誕生は32年前、「どんな料理にも寄り添う、主張しすぎない辛口の純米酒を」という想いから始まりました。

日本酒度+14という当時としては異例の超辛口設計に到達したことで名を広めましたが、後に「超王祿」へと改名。
その名には、“今を超えてゆく”という蔵の信念と、震災を機に生まれた酒造りへの深い祈りが込められています。
( 王祿酒造公式サイト より)
実際に飲んでみた!超王祿の味の特徴
グラスに注ぐと、透明感のある香りが立ち、米由来の穏やかな甘みをほのかに感じます。
口に含むと、スッと入ってきてから一気に広がる冴えたキレ味。
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余計な甘みや香りを排し、雑味のないクリアな旨味
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冷酒で際立つ、澄み切った喉ごしと後味の軽さ
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食中酒として料理を引き立てる、静かな存在感
単体で飲む、というよりは食事の中で楽しむことで料理の良さを引き立ててくれる、名脇役のような一本です!
飲み口まとめ
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甘み:ごく控えめで上品
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酸味:スッと切れる爽快な印象
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キレ:非常に鋭く、後味がクリア
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香り:穏やかで食事を邪魔しない
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印象:透明感と芯のある辛口
海鮮料理とのおすすめペアリング
「超王祿」は、主張しすぎず素材の旨味を引き立てるタイプのお酒。塩焼きや天ぷら、刺身といったさっぱりとした海鮮料理と合わせるのがオススメです!
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ヒラメの薄造り
淡白な旨味と繊細な食感を、超王祿のキレが軽やかに引き締めます。 -
カナガシラ(白身魚)の天ぷら
上品な甘みと軽い衣の香ばしさを、超王祿の冷たく澄んだ辛口がすっと引き締め、後味を爽やかに整えてくれます。 -
サワラの塩焼き
皮目の香ばしさと脂のコクを、辛口のキレが見事にリセット。食欲が進む組み合わせです。
まとめ
「超王祿 純米酒」は、派手な香りや甘みではなく、料理を引き立てるための酒として生まれた一本。
冷酒で味わうと、澄んだキレとやさしい旨味が口に広がり、魚の旨味を最大限に引き立てます。
どんな料理にもそっと寄り添う、まさに食中酒と呼ぶのにぴったりなお酒。
こちら期間限定ですので、海彦にいらした際はぜひお試しください♪