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謎の魚、発見!正体に迫ってみた!

今朝、市場に行ったところ、謎の魚を発見しました。

謎の魚、発見!正体に迫ってみた!

謎の魚

箱には「バラエティ」と書かれており、どうやら漁港の漁師や仲買人も、この魚の名前を知らないそうで。

ブルーギルか?

いやでも淡水魚ではないよな…

と、この魚の名前の予想で盛り上がりました。

ちょっと面白そうなのでこの魚を買ってきまして、名前や食べ方を色々と調べてみたので、今回は、この謎の魚の正体について見ていきます!


この魚の正体①:ブルーギル説

この魚を見たときまずに感じたのは、ブルーギルに似ているなという印象。

謎の魚、発見!正体に迫ってみた!

ブルーギルのイメージ写真

丸みのある体型や、模様の入った体表、黒々とした丸い目は、ブルーギルにもどこか似ているなと。

謎の魚、発見!正体に迫ってみた!

丸くて大きな目!(謎の魚)

謎の魚、発見!正体に迫ってみた!

特徴的な横縞模様(謎の魚)

でもまさか淡水魚で、釣り人にもあつ森プレイヤーにもおなじみのあいつが、こんなところにいるわけないよな!?ということで、この説はなさそう…。


この魚の正体②:シマセトダイ説

お店に帰ってからこの魚の写真をもとに検索をかけてみると…

でました、「シマセトダイ」!

たしかに、この横に入った模様や特徴的なヒレの形がそれっぽい!

さらに調べていくと、かなり謎に包まれた魚でした。


生息域:南っぽいけど謎。

高知大学の海洋生物系の研究室のHPを見てみると、この魚の分布は、南の方に分布しているそう。

シマセトダイは南日本からフィリピン近海, 南シナ海にかけて分布するとされています.しかし, 宮崎大学農学部岩槻研究室の精力的な標本収集においても,フィリピン近海では標本が得られず, 正確な分布域は未だ明らかになっていません (島田, 2000; Iwatsuki and Russell, 2006;畑ほか,2012).

高知大学理工学部生物科学科海洋生物学研究室ホームページより


流通量:島根では非常に少ない。

南方の海と比べて、島根県沖の日本海は

  • 水温がやや低い

  • 深場の魚が多い

という特徴があります。

そのため今回のような温暖な海域に多い特徴を持つ魚が入るのはかなり珍しいケースだと思われます。

考えられるのは、

  • 海流(対馬暖流)の影響

  • 季節的な移動

  • 混獲による偶然の水揚げ

など。

漁港の人もわからなかったということからも、かなりレアな魚だと思われます!


身の状態、特徴:タイっぽい白身

包丁を入れてみると、きれいな白身が。

謎の魚、発見!正体に迫ってみた!

きれいな白身

シマセトダイという名前が付いているだけあって、身はほんのり透明感のある白色で、見た目はまるでタイのような上質な白身です。

一切れ食べてみると、やや柔らかめの食感と、意外な脂乗りの良さで、初めて食べる白身です。

タイという名前が付いていますが、スズキ目イサキ科ヒゲダイ属に分類されるようで、分類的にはタイではないそう。

先日紹介したこの記事で調べた情報をもとに、この魚が「~ダイ」という名前で呼ばれている理由について考えてみると、

  • 体が平たくタイに似た形をしている(=見た目の類似性)

  • 白身で上品な味が期待できる(=味の類似性)

という理由が考えられます。


今回の魚は「シマセトダイ」と予想!海彦にはレア魚も登場します!

釣りや市場でたまに見かける謎魚。

名前を予想したり、美味しい食べ方を考えるのって楽しいんですよね~

海彦の中で今回の魚は「シマセトダイ」と予想してみましたが、他の魚では?という意見ありましたらぜひ教えてください!

そして名前を予想するだけでなく、美味しく食べていただけるようなメニューも検討中ですので、良いのができたらまた報告します!

海彦では島根の魚をお造りや海鮮丼の他に、その魚にあった食べ方でお出ししますので、見かけた際は是非お試しください!

皆さまのご来店を心よりお待ちしております!

  • この記事を書いた人

海彦スタッフ

県外から島根にやってきた大学院生。魚や日本酒の知識を身につけながら、美味しい魚の食べ方やお酒に合う料理を模索中。

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