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あなごの刺身がないのはなぜ?

皆さん、あなごのお刺身を目にしたことはありますか?

お店ではあなごの煮付けや白焼きなどを提供していますが、

刺身のような生のあなごはなかなか見たことがないのではないでしょうか。

 

美味しくないからなのか、それとも別の理由があるのか…。

 

ということで今回は「なぜあなごは生食では見かけないのか」を調べてみました!

 

生のあなごを見かけない理由:血に毒がある

あなごの刺身がないのはなぜ?

 

実はあなごやうなぎの血清中には微量の毒素が含まれており、これらは生で摂取することで下痢や嘔吐などの健康リスクを伴う可能性があります。

こうした毒素は十分に(60℃5分程度)加熱することで毒性を失います。

そのため、あなごはお刺身のような生食ではなく煮付けや白焼きなどの加熱調理が多く普及してきたそうです。

 

 

あなごをお刺身で食べることはできないのか…?

あなごの刺身がないのはなぜ?

 

実は、鮮度の良い状態でしっかりと血抜きをすれば、あなごでもお刺身にして食べることができるそうです!

 

あなごの刺身ってどんな味…?

あなごの刺身は、その繊細な味わいと柔らかい食感が特徴だそうで、独特の風味や食感を楽しめます。

 

 

なかなかお刺身で見ることのなかったあなご。実は血に毒が含まれていることが原因でした。

新鮮なものをしっかりと処理すればお刺身でいただくこともでき、独特の風味や食感が楽しめます。

 

 

現在海彦であなごの刺身は提供していませんが、活魚で仕入れた場合は湯引きで提供しております。

皮を引くのが難しいため、皮にお湯をさっとくぐらせています。

ほぼお刺身ですよ♪

食べてみたい場合はかなり前にご予約・ご相談ください。
ただし、底引き網漁が禁漁となる6~9月はご要望に添えません。

今後のあなごメニューに注目です!

  • この記事を書いた人

海彦スタッフ

東京から島根にやってきた大学生。ビールと日本酒をこよなく愛す。魚の知識を身に着けながら、日々の自炊に奮闘中。

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