大変ご無沙汰しております!
私用で先日までヨーロッパにおり、ブログ記事の更新が止まっていました…。
滞在中、なんか記事になる魚ネタはないかなーと探していたのですが、各国のスーパーで面白い発見があったので、今回はそちらを記事にしようと思います!
いざヨーロッパのスーパーへ
滞在中に訪れたのはフランス、スイス、ドイツ、イタリアの4カ国。
日本国内の旅行でも、旅行先のスーパーでご当地グルメを買うのが好きなので、今回訪れた4カ国でも毎日のようにスーパーに足を運んでいました。
初めてのヨーロッパ。最初に訪れたパリのスーパーで、驚きの光景が。
魚が!全然売ってない!
壁の陳列棚にはハムやベーコンなどの加工肉も含めた肉が一面にずらっと。
魚は…?と思って見回してみたら、サーモンの切り身を発見しましたが、肉売り場の半分にも満たない売り場面積。
魚ネタを探しているのに、魚が全然売っていない。
どうしようかなと思っていましたが、
「そもそもなんでこんなに魚が少ないんだ?」
「魚が少ないのはパリだけ?他の地域は?」
と気になりました。
ということで今回は、ヨーロッパ各国のスーパーの魚売り場を比較してみて、ヨーロッパの魚事情について調べてみました!
魚売り場が小さかった地域(パリ/フランス、バーゼル周辺/スイス・ドイツ、ジュネーヴ/スイス、カンヌ/フランス)
まずはパリを始めとする、魚売り場が小さかった地域から。
こちらはスイス・ジュネーヴの駅ナカにあったスーパー(coop)の写真です。

ジュネーヴcoopの魚売り場①
ほとんどサーモン!
私が訪れたパリやバーゼルのスーパーは、大体この写真で写っている範囲(1ケース分)の魚売り場面積でした。

ジュネーヴcoopの魚売り場②
ジュネーヴのスーパーは駅ナカで規模も大きめだったので、壁にも陳列棚が。
こちらは加工調理されたサーモン・エビや、下の方にはタコのようなものも見えます。
続いて南仏のカンヌへ。

南仏感満載の写真(カンヌ/フランス)

カンヌのスーパー(Carrefour City)
こちらはCarrefour Cityというスーパーの魚売り場の写真。
Carrefour(カルフール)はフランスの大手スーパー、その中のCityは都市型のやや小型な店舗形態です。
海が近いので魚はたくさん売っているかなと思ったのですが、意外にもパリやスイスと変わらない規模でした。
それにしても大半がサーモンで、しかもこの売り場面積ということには驚きました。
魚売り場が充実していた地域(ニース/フランス、ローマ/イタリア)
カンヌから少し東に行くと、リゾート地としても有名なニースに。
ここではMonoprix(モノプリ)というこれまたフランスに数多く展開しているスーパーに行きましたが、Carrefourよりもやや高級路線です。
そして私が感動した魚売り場がこちら!

Monoprix/ニース 左側にもエビやカニが並べられていました
様々な種類の魚介類が、氷の上に乗せられて、見ているだけでわくわくしてくる売り場です。
そしてローマではConadというイタリアの大手スーパーに行きました。(売り場の写真を撮りそびれましたが、ほとんどニースと同じ規模、陳列です。)
特に私が行ったConadは価格も低めで、品揃えもよく、お気に入りのスーパーになりました。
以上2箇所が、ヨーロッパで訪れた中で特に大きな魚売り場を持ったスーパーでした。
魚の取り扱いに差がある理由は?
ではこれらの魚売り場の規模の差にはどんな理由があるのでしょうか。
海との距離
最初に思い浮かんだのは海との距離です。
ニースは地中海沿岸にあり、ローマも近郊の港から魚介類が集まるため、鮮魚売り場を充実させやすい環境です。
一方、パリやジュネーヴ、バーゼルは内陸に位置するため、鮮魚よりも加工しやすい商品が中心になっている可能性があります。
ただし、カンヌでも魚売り場が小さかったことから、海との距離だけでは説明できません。
スーパーの規模と販売路線
これはおそらく訪れたスーパーの規模と販売路線が影響しているものと思われます。
カンヌで訪れたCarrefour "City"はコンビニと小型スーパーの間くらいの規模と表現されることが多く、ビル1階分の販売面積に食料品が所狭しと並んでいる印象でした。
一方ニースで訪れたMonoprixは高級路線で、複数階に食料品や日用品、雑貨・お土産が並べられており、デパートのような印象を受けました。
同じフランスでも、店舗の規模や販売方針によって魚売り場の充実度は大きく変わるようです。
サーモンが多かった理由
売り場の小さかったスーパーで共通していたのが、サーモンの切り身の多さです。
ヨーロッパではノルウェー産を中心とした養殖サーモンが年間を通して安定供給されており、切り身やスモークサーモンなど幅広い商品として販売されています。
調理しやすく人気も高いため、限られた売り場ではサーモンが主役になっているのでしょう。
地域の食文化
ニースやローマでは、丸ごとの魚を氷の上に並べた対面販売が印象的でした。
地中海沿岸では、魚を一尾買って家庭で調理する文化が今も根付いているため、このような売り場が支持されていると考えられます。

アクアパッツァ/イタリア発祥の魚料理
一方、パリやスイスでは切り身中心の販売が多く、地域ごとの食文化の違いが売り場にも表れているように感じました。
スーパーから見える土地の特徴が面白い!
同じ国の中でも、海が近い地域では新鮮な魚を、海から離れた地域では加工肉など別の食材が売り場を占めており、スーパーごとに様々な魚売り場を見ることができました。
魚売り場を通じてその土地、その地域の食文化が見えたのがとっても楽しかったです!
今後は海彦新メニュー、季節の海の幸の記事をどんどんと上げていきますので、引き続きブログの方もお楽しみに!
皆さまのご来店を心よりお待ちしております♪